赤ちゃんを迎える準備をする中で用意しなければならないものは沢山ありますが、その中でもベビーベッドは、高額で一時的にしか使用しないため、購入するべきかレンタルにするべきか…と悩むアイテムでもあります。1日の大半を寝て過ごす赤ちゃんの眠りに関わる重要アイテムですので、失敗しない選択ができるよう、ベビーベッドに関する素朴な疑問からお勧めのベビーベッドまで、ママに役立つ情報を提供させて頂きます。
そもそもベビーベッドは必要?
赤ちゃんを迎えるうえでベビーベッドは必ず必要なアイテムであるとは言い切れません。畳や床等にベビー布団を敷いて寝かせておくのでも何も問題はありません。
しかし、まだ幼いお兄ちゃんやお姉ちゃんが居たり、ペットを飼っている場合には赤ちゃんを床に寝かしておくのは危険ですのでベビーベッドがあったほうが安全かと思います。まだ抵抗力の弱い赤ちゃんは埃にも弱いですし、快適な睡眠環境を整えてあげたいと思うと、ベビーベッドがあれば諸々の問題から解消されそうですよね。
ベビーベッドを準備すると決めた方にはレンタルという選択肢もあります。ベビーベッドを使用する期間はそれほど長くありません。それを思うと購入するのはもったいないし、いずれは要らなくなるものです。レンタルの方が必要な時だけで済みますし、憧れの高級ベビーベッドなどもお試しできたりして便利かもしれませんね。
ベビーベッドの選び方
ベビーベッドを選ぶ際に抑えておきたいポイントをいくつか紹介します。
*ベビーベッドのサイズは?
ベビーベッドは通常サイズとミニサイズの2種類があります。
- 通常サイズ(およそ縦125㎝ 横79㎝)
- ミニサイズ(およそ縦95㎝ 横68㎝)
ミニサイズとは言えども、スペースはそれなりに必要となってきますので、実際にベビーベッドを設置する場所の確認をしておいたほうが良いでしょう。
*ベビーベッドの機能性は?
収納がついているもの、チェストがついているもの、ベビーサークルとして使用できるものなどなど。ベビーベッドは商品によって機能性にも違いがあります。見た目重視で選んでしまうと後々後悔することになってしまう可能性も。本当に必要な機能は何か、欲しい機能は何かを明確にしておくと選ぶ際にも良いかもしれません。
*ベビーベッドの高さは?
ベビーベッドを選ぶ際にベビーベッドの高さに注目して選ぶと良いでしょう。大人のベッドと同じ高さなら、添い寝をする感覚で寝られるからです。中には側面の柵を取り外して本当に添い寝が出来るというものもあります。夜中に赤ちゃんが泣いてしまっても、隣に赤ちゃんが居ればすぐあやすことも出来ますし、赤ちゃんにも安心感を与えることができますね。
*ベビーベッドの安全性は?
赤ちゃんが使用するものは全部安全に出来ているに違いない。と、思っていませんか?もちろん安全性はどの商品も非常に高いです。しかし、過信しすぎていてもいけません。柵の隙間が広すぎると赤ちゃんが頭を挟んでしまう危険性もありますし、柵の高さによっては落下の危険性もあります。柵をスライドする際に指を挟んでしまったり、ロックの解除が簡単なものは自力で解除してしまうということもあるかもしれません。
安全性が高いかどうかは細部までご自身の目でよく確認して納得するのが一番かと思います。
※蛇足ですが…
ベビーベッドの安全性と共に考えて頂きたいのが“ベビーベッドの設置環境”です。ベビーベッドを設置する場所の周りには、背の高い家具やインテリア、照明器具などは避けたほうが良いでしょう。地震などで万が一、赤ちゃんの上に落ちてきたら大変危険です。
また、エアコンの風が直接赤ちゃんに当たってしまうような場所や、直射日光が当たるような場所も避けたほうが良いと思います。
おすすめベビーベッド4選
■カトージ ベビーベッド ハイタイプ

通常のベッドよりも10㎝程、床板部分が高く作られている為、赤ちゃんのお世話の際に腰への負担が軽減されます。床板はスノコ仕様なので通気性も良いです。床板の高さは4段階に調整が可能です。スライド式扉や収納扉も付いています。
■IKEA スンドヴィーク
ベッドの床板の高さを2段階に調整することが可能です。一人でベッドに出入りすることが出来るようになったら側面の柵を片側だけ取り外すことができます。世界で最も厳しい基準の安全テストをクリアしているというだけあって、丈夫で耐久性も高く安心して使用できます。
■ストッケ スリーピーベッド

角が無い、楕円形が特徴のベビーベッドです。床板の高さを4段階に調整可能です。別売りのキットを使うと10歳頃まで使用できるジュニアベッドにもなります。最終的には椅子として使用することが出来るので捨てる必要がありません。キャスターが付いているので移動も簡単にできます。
■Aprica(アップリカ) ココネルエアー ココアBRポータブル ベビーベッド

「眠れる・たためる・運べるベッド」をコンセプトに「どこでもベビーベッド」と称したコンパクトに持ち運べるベビーベッドです。前枠がスライド開閉するので、赤ちゃんのお世話もしやすいです。キャスターが付いているので家の中での移動も簡単です。赤ちゃんが成長したらプレイヤードとして使うことが出来ます。遊び空間としての利用も出来て便利です。
おすすめベビーベッド一覧
商品名 | 価格 | サイズ(㎝) | 仕様対象年齢 |
カトージ ベビーベッド ハイタイプ |
¥24,270 | W124 D78.5 H106 |
新生児~24ヵ月 |
IKEA スンドヴィーク |
¥14,990 | W125 D67 H85 |
新生児~5歳頃 |
ストッケ スリーピーベッド |
¥75,000 | W127 D74 H86 |
新生児~36ヵ月 |
Aprica ココネルエアーココア BR ポータブル ベビーベッド |
¥23,800 | W104.1 D73.7 H95 |
新生児~24ヵ月 |
まとめ
いかがでしたか?今回紹介させて頂いたベビーベッドはいずれも人気の高いベビーベッドです。この中でも、腰痛持ちの方や背の高いママには腰への負担が少ない「カトージ」のベビーベッドがお勧めです。
「IKEA」のベビーベッドは柵を取り外すことは出来ても、スライド(上げ下げ)することは出来ませんし、キャスターも付いていません。この点を考えると、まだ小さいお兄ちゃんお姉ちゃんが居らっしゃるようでしたらこのタイプがお勧めです。何度注意しても、よじ登ったり押したりして遊びたがるんですよね…。
「ストッケ」のベビーベッドは捨てる必要もなくロングユース可能ですがお値段もそれなりです。見た目も他にはないデザインでお部屋にあると可愛いベビーベッドなので、デザイン重視という方にはお勧めです。
「Aprica」のベビーベッドはコンパクトになり旅行先にも持っていけるほどの手軽さです。こちらも、ベビーベッドとしての役目を終えたらプレイヤードとして利用可能なのでロングユースしたい方にお勧めかと思います。
以上になりますが、ベビーベッドを選ぶ際の参考になりましたでしょうか?各御家庭の使用環境等に合ったベビーベッドを選んで頂けたらと思います。
ベビーベッドの他にチャイルドシートやベビーカーなども高額で購入に検討が必要だと思います。ベビーカーに関してはこちらのサイト(ベビーカーブランド)が網羅されていて分かりやすいと思いますので、参考にしてみてください。
適切なベビーベッドを購入して親子で快適な生活を手に入れましょう!